こんにちは!
市ヶ谷・麹町のパーソナルピラティス・トレーニングスタジオ クロスピラティスです!
先日、慢性的な左肩の張りがあったお客様から「ピラティスを始めて、気づいたら左肩の張りがなくなりました!痛みがなくなったので、今まで左肩が張っていたことすら忘れていました!」と、嬉しいお声をいただきました!

こちらの方は、習慣的に筋トレをされています!
ピラティスを始める前は、背中や肩を鍛えた後に、左の肩がぱんぱんに張ってしまうことがお悩みでした。
しかし、筋トレ中は、左ではなく右肩の方が動きが悪いと感じるということ…
「右の動きが悪いのに、なんで左が張るんだろう?」と もやもやされていましたが、張りも慢性的だったため、「こういう体質なのかな」と思うくらいだったそう。
ところが、今回ピラティスで肩甲骨の左右差を整えてみたところ、左肩の張りがなくなり、すっきりされていらっしゃいました^^
「慢性的な張りが改善したことも嬉しいけど、一時的でなく長期的に効果が持続してるのもうれしい!」ということでした!
今回は、肩甲骨まわりに負担をかけている根本的な要因を、ピラティスを通して改善しました!
根本的に姿勢を改善することができると、一時的に痛みが軽減するだけでなく、長期的にも痛みを感じにくい身体へ整います^^
つまり、根本要因をいかに見つけるかが、長期的に痛みを感じにくい身体へ改善するポイントなんですね!
今日は、この身体の痛みの根本要因を探るときのポイントをお話していきます!
痛みの要因は、痛みを感じているところの反対側にあることも!
例えば、「左が痛むけど、本当は右側の動きが悪いのを、左側でかばっていた。そうして左に過剰に負担がかかり、痛みとして表れた」というパターンです!
これは、昔 怪我をして右の関節の動きが制限されていたり、日常的に無理な姿勢で片側だけ動かしたりしていると、起きやすいです!
✓右の腰が張るけど、実際には左の背中が反っている
✓右の股関節が痛いけど、昔 左の股関節を痛めたことがあり、左側だけあぐらがかけない
✓よく左肩が凝るけど、右の肩の方が内側に巻いてしまう
もちろん、痛みを感じている側と同じ側に、痛みの根本要因があることもあります!
どちらに要因があるかは、なにも動かない状態で見た姿勢(静的な姿勢)と、動いている中で現れる姿勢(動的な姿勢)の、2つの場面で確認していきます!
このような身体の評価はとても複雑なため、痛みが1週間以上続く、または痛みの度合いが強い場合は医療機関に診てもらったり、短期的で軽度の痛みであれば、整体やトレーナーに相談することがおすすめです^^
痛みを感じているところの、上下の関節にも注目する!
左右だけでなく、上下の関節が、痛みを感じるところに影響を与えていることもあります!
✓腰が痛むけど、実際には股関節の動き(=腰部の下の関節)に制限がある
→股関節の可動域を改善し、腰に負担がかからない股関節の動き方へ改善する
✓肩こりがあるけど、実際には反り腰(=肩甲骨の下の関節)が根本要因で、巻き肩になっている
→反り腰を改善した後に、巻き肩を改善する
✓膝が痛むけど、実際には足首や股関節から捻じれている
→足首や股関節が捻じれた方向に動く癖を改善し、正しい方向に曲げ伸ばしできるように整える
こちらも、左右と同じく、静的な姿勢と動的な姿勢の2つの場面で確認していきます!
こういった「姿勢の崩れによって生じる痛み」は、運動によって姿勢を整えることで、痛みの軽減に繋がっていきます!
しかし、痛みが1種間以上続いたり、痛みの度合いが強い場合は、姿勢の崩れによる痛みだけでなく、”骨の問題から来る痛みの可能性”もありますので、医療機関に診断を受けに行くことがおすすめです!