こんにちは!
先日、腰痛でお悩みで、ピラティスを6ヶ月続けている方から
「整形外科のリハビリが、月8回から月2回に減りました!」
とうれしいお声をいただきました!
こちらの方は、腰痛だけでなく脚の痺れまで起きる「すべり症」というヘルニアの類の診断を受けられた方で、整形外科のリハビリで改善が見られなくなってきたため、症状改善でピラティスを始められました。
最初は歩くのも困難でタクシーを使っていたところから、月3回のピラティスをコンスタントに続けられた結果、リハビリの回数も減り、今では発症前と同じくらいすたすた歩けるようになられました!
すべり症やヘルニアの急性期を終えた後、日々の慢性的な痛みを軽減し、再発を予防するうえで、ピラティスは大きな手助けをしてくれます。
本日は腰椎すべり症やヘルニアにピラティスが効果的な理由をお話していきます!
ピラティスは、日常の「正しい動き方」がわかるようになる
ピラティスは、自分で動きながら、「腰などの1つの箇所に、過度に負担がかからないような正しい身体の使い方」を学んでいきます。自動運動といいます!
日常の必ずどこかで、腰に負担がかかる動作をしているので、自分で動きながら「何が間違った動きなのか」「何が正しい動きなのか」を自分の身体と頭にすりこませ、最終的には痛みが出ない正しい動きを無意識にできるようにしていきます!
特に、料理をするときにキッチンにお腹でもたれかかる姿勢が楽になっていたり、歩いているときに何もないところでつまづいたりすることがある方は、股関節をうまく使えず、腰から動く癖がついているため、身体の使い方を改善することで腰の負担が軽減されます!
これは、産後のお母さんが、抱っこのときに骨盤を前に突き出し、猫背の姿勢になってしまうことでも、同じことが言えます。
「歩く」「子どもを抱っこする」などの日常動作は、1日で何回も行うため、繰り返し行う動きが間違ったままであれば、毎回 同じ関節に過度な負担がかかり、痛みになりやすいです!
負担を逃がしてあげる動き方に変えるだけで、痛みは軽くなっていきますね!
痛みの強いときは医療機関に
反対に、リハビリや整体の徒手療法では、自分は動かずに、療法士さんの手によるケアを受ける、他動運動というものがメインになります!
徒手療法以外に、ピラティスのように自分で動いて身体の正しい使い方をトレーニングする時間もありますが、医療機関の定めたルールがあり、患者さんの症状によって、アプローチしていい身体の部位や内容が限られます。
痛みが強いときや、症状の急性期・回復期は、自分で動くにはまだ不安を感じると思いますので、医療機関で適切な処置を受けましょう!
自分で動くことに不安が少なくなったり、診断を受けた方は医療機関から運動の許可が下りたときに、自分の体重分を自分でコントロールできるようにしていくのもおすすめです!